つみとり試す

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過去の相場で試す

一般的なシミュレーションは「毎年同じだけ増える」前提です。実際の相場で、ためて使うとどうなったかを確かめます。

① ためる(全部を株で)

② つかう

株の残高の4%を毎年売り、足りない月は預金から、余った分は預金へ回します。株が下がった年は売る量が自動で減るので、安く売らずに済みます。おすすめは預金2割(生活費のおよそ4〜5年分)。

95歳まで持った時期
56%
65歳の資産(真ん中)
2,662万円
預金は生活費の
約3.0年分
悪い時期(下から1割)
1894年1月に始めた場合
65歳で 1,337万円
78歳で尽きる
ふつう(真ん中)
1876年3月に始めた場合
65歳で 3,835万円
95歳で残り 1,114万円
良い時期(上から1割)
1921年11月に始めた場合
65歳で 2,508万円
95歳で残り 6,795万円
一般的なシミュレーションとの違い:一般的なシミュレーションは、毎年7%のように同じ利回りで増える前提です。実際の相場は年によって大きく上下するため、 同じ積立でも65歳の資産は1,461万円〜5,148万円(下から1割〜上から1割)と幅があり、 取り崩しを始めた直後に暴落が来ると、平均どおりの計算より早く尽きることがあります。

米国株(S&P500)の1871年からの値動きで、始める月を1か月ずつずらして1,200パターン計算しました。 配当込み・物価の上がった分を差し引いた「いまのお金の価値」です(ドル建て・為替は含まず)。預金は物価を引いて0%として計算。税金・手数料は入れていません。

過去の相場で試すの使い方

  1. 年齢・資産・積立額・取り崩しの開始年齢などは、積立+取り崩しシミュレーターと共通です。どちらかで入れた値は、もう一方にも引き継がれます。
  2. 「毎月使いたい額」と、取り崩し方(定率+待機資金/毎月定額)を選びます。
  3. 「取り崩しを始めるときに預金にする割合」を決めます。

結果の読み方

一番上の数字は、1871年以降のすべての月を始まりにして計算したうち、目標の年齢まで毎月の額を出し続けられた時期の割合です。95%以上が、安心して計画を立てられる目安です。

グラフの3本は、目標の年齢での結果が悪かった時期(下から1割)、真ん中、良かった時期(上から1割)です。カードには、実際に何年何月に始めた場合かを出しています。

よくある疑問

Q. なぜ米国株のデータなのですか?

1871年からの月ごとのデータ(配当込み・物価)がそろっていて、長い期間で確かめられるためです。全世界株のデータは期間が短く、同じ長さでは比べられません。

Q. 為替は入っていますか?

入っていません。ドル建てで、アメリカの物価を差し引いた「いまのお金の価値」で計算しています。円で見ると、為替の動きの分だけ結果は上下します。

Q. この先も同じ結果になりますか?

保証はできません。過去にどれくらいの幅があったかを知り、悪い時期に当たっても困らない計画を立てるための道具です。

データ:Robert Shiller(Yale大学)の公開データ(1871年〜2024年9月)、2024年10月以降はS&P500連動ETF(SPY)の配当込み価格と米国CPIから計算。