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← 読み物新NISAの口座はどこで開く?初心者が確かめたい5つのポイント
新NISAの口座は1人1つの金融機関でしか開けません。低コストの投資信託があるか、少額から積み立てられるかなど、口座を選ぶときに確かめたいポイントを整理しました。
公開 更新 つみとり運営事務局
新NISAを始めるには、まず金融機関で口座を開く必要があります。銀行・対面の証券会社・ネット証券など選択肢は多くありますが、新NISAの口座は1人1つの金融機関でしか開けません。あとから変えることもできますが、手続きと時期に制約があるため、最初の選び方が大切です。
1. 低コストのインデックスファンドを扱っているか
長期の積立で結果を大きく左右するのは、毎年かかる手数料(信託報酬)です。年0.1%と年1.5%の差は、毎月3万円を30年続けると数百万円になります(退職金2,000万円の運用、手数料の差で20年後に711万円変わる)。
S&P500や全世界株(オルカン)に連動する、信託報酬が年0.1%前後のインデックスファンドを買えるかどうかを、最初に確かめてください。主要なネット証券なら、ほとんどの会社で扱っています。一方、銀行や対面の証券会社では、扱う投資信託が限られていることがあります。
どちらの指数を選べばいいかは、なぜS&P500なのか:伸びている業種を追わなくていい5つの理由で整理しています。
2. 少額から、決まった日に積み立てられるか
| 確かめること | 目安 |
|---|---|
| 積立の最低金額 | 100円〜1,000円から始められるところが多い |
| 積立の頻度 | 毎月のほか、毎週・毎日を選べるところもある |
| 積立額の変更 | アプリやWebで、いつでも増やす・減らすができるか |
特に大事なのは、積立額を簡単に変えられるかです。家計が苦しい時期に「止める」「売る」ではなく「減らす」を選べると、長く続けやすくなります(積立が苦しいときの選択肢:半額に減らしても目標到達の遅れは10か月)。
3. クレジットカードやポイントで積み立てられるか
多くのネット証券では、クレジットカードで投資信託を積み立てられます。上限は月10万円(2024年3月から)で、カード会社によってはポイントがたまります。
ポイントはあくまでおまけです。還元率だけで選ぶより、1の「低コストの投資信託があるか」を優先してください。ポイントの条件は各社がたびたび変えるため、申し込み前に公式サイトで最新の条件を確認するのが確実です。
4. アプリが見やすく、迷わず操作できるか
積立は、一度設定したら何十年も続けるものです。残高の確認や積立額の変更をするたびに迷うようだと、続けるのが負担になります。
- スマホのアプリで、積立の設定と変更ができるか
- 残高と、入れたお金の合計が一目で分かるか
- 困ったときに、電話やチャットで問い合わせられるか
5. 口座を変えるときのルールを知っておく
新NISAの口座は、年単位で別の金融機関に変えられます。ただし次の制約があります。
| ルール | 内容 |
|---|---|
| 手続きの期間 | 変えたい年の前年10月1日から、その年の9月30日まで |
| 買付がある場合 | その年にNISAで一度でも買っていると、変えられるのは翌年から |
| それまでの資産 | 前の金融機関に残る(非課税のまま持ち続けられる) |
「とりあえず近くの銀行で」と始めて、あとから変える人も少なくありません。最初から、1〜4を満たす金融機関を選んでおくと手間がかかりません。
よくある疑問
Q. 銀行で口座を開いてはいけませんか?
いけないわけではありません。ただ、銀行で買えるのは投資信託だけで、扱う本数も限られることが多く、窓口では手数料の高い商品を勧められる場合もあります。低コストのインデックスファンドがあるかを必ず確かめてください。
Q. どのネット証券がいいですか?
大手のネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券など)は、どこもS&P500や全世界株の低コストのインデックスファンドを扱っています。違いが出やすいのは、クレジットカード積立のポイント、アプリの使いやすさ、いま使っている銀行やカードとの相性です。
Q. 口座を開いたら、次に何をすればいいですか?
毎月いくら積み立てるかを決めます。今の年齢から、何歳まで毎月いくら使えるかまでを計算すると、必要な積立額の目安が分かります。
前提とデータ
- NISA口座の変更ルールとクレジットカード積立の上限は、2026年9月時点の制度にもとづいています。
- 各社の取扱商品・手数料・ポイントの条件は変わることがあります。最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。
- 特定の金融機関や商品を勧めるものではありません。