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はじめる準備

新NISAは何から始める?初心者の買い方は「つみたて投資枠でインデックスファンド1本を毎月」

新NISAを始める人が最初に決めることは、どちらの枠で、何を、どう買うか。インデックスファンドを長く積み立てる前提で、初心者が迷わない買い方の設定を1つにまとめました。

公開  つみとり運営事務局

新NISAを始めるときに決めることは、「どちらの枠で」「何を」「どう買うか」の3つです。長く積み立てる前提なら、答えはほぼ1つに絞れます。ここでは、初心者が最初に設定する買い方をまとめます。

初心者の設定はこの1つ

決めること おすすめの設定
どちらの枠で つみたて投資枠
何を S&P500か全世界株に連動するインデックスファンド(信託報酬が年0.1%前後)を1本
いくら 生活費と生活防衛資金を除いて、無理なく続けられる額(あとで増やせる)
どう買う 毎月の自動積立(クレジットカード積立も可)
分配金 出さないファンドを選ぶ。出る場合は再投資にする
いつ売る 使う時期が来るまで売らない

この設定のあとは、基本的に何もしません。相場を見て買い方を変えないことが、長期の積立ではいちばん結果を左右します。

枠:まずはつみたて投資枠だけでいい

毎月の積立額が10万円(年120万円)までなら、つみたて投資枠だけで収まります。S&P500や全世界株の主なインデックスファンドは、つみたて投資枠で買えます。

成長投資枠を使うのは、年120万円を超えて入れたいときや、貯金をまとめて入れたいときです。その場合も、つみたて投資枠と同じファンドを買えば十分です。2つの枠の違いはつみたて投資枠と成長投資枠の違い:年360万円・生涯1,800万円の枠をどう使うかで整理しています。

何を:S&P500か全世界株のどちらか1本

長く持つなら、手数料が低く、幅広い会社にまとめて投資できるインデックスファンドが向いています。候補は、米国の大企業500社のS&P500か、世界全体の株に投資する全世界株(オルカン)の2つです。

  • 過去の成績と、米国企業の強さを重く見るならS&P500
  • 1つの国に偏るのが不安なら全世界株

両方を買う必要はありません。全世界株の6割前後はすでに米国株なので、両方持つと米国の割合を自分で調整することになります。どちらを選ぶかの考え方は、なぜS&P500なのか:伸びている業種を追わなくていい5つの理由とオルカン・S&P500・NASDAQ100・FANG+の比較:期間を変えると順位は逆転するにまとめています。

同じ指数に連動するファンドでも、毎年かかる手数料(信託報酬)は商品ごとに違います。年0.1%前後のものを選ぶと、長期では大きな差になります(退職金2,000万円の運用、手数料の差で20年後に711万円変わる)。

どう買う:毎月の自動積立

証券会社で積立を一度設定すると、毎月決まった日に自動で買い付けます。相場が高いか安いかを考えずに済むため、続けやすい方法です。

分配金:出さないファンドを選ぶ

分配金は、ファンドの利益の一部を現金で払い出すしくみです。受け取ると、その分は増えていく元手から外れます。過去の米国株のデータでは、30年で受け取った場合の約1.9倍の差がつきました(分配金は再投資か受け取りか:30年で約1.9倍の差(過去150年の米国株))。

主なインデックスファンドは分配金を出さない方針のものが多く、その場合は設定不要です。分配金が出るファンドでは「再投資」を選びます。

始めたあとにしないこと

積立額を変えたいときは、止めるのではなく減らす方法があります(積立が苦しいときの選択肢:半額に減らしても目標到達の遅れは10か月)。

よくある疑問

Q. 月いくらから始めればいいですか?

金額より、止めずに続けられることが大切です。目安の考え方は新NISAで毎月いくら積み立てる?月3万円を30年なら、過去の中央値で3,338万円にまとめています。100円や1,000円から積み立てられる証券会社も多くあります。

Q. 成長投資枠を使わないのはもったいないですか?

使わなくても損はありません。一生の枠1,800万円は、つみたて投資枠だけでも使い切れます。成長投資枠は、年120万円を超えて入れたいときに使えば十分です。

Q. どこで口座を開けばいいですか?

低コストのインデックスファンドを扱っていて、積立の設定を簡単に変えられる金融機関を選びます(新NISAの口座はどこで開く?初心者が確かめたい5つのポイント)。

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前提とデータ

  • 制度の内容は、2026年9月時点の金融庁の資料にもとづいています。
  • 本文中の比較(毎日と毎月、分配金、一括と分割)は、各記事の「前提とデータ」に条件を記載しています。
  • 特定の金融機関や商品を勧めるものではありません。長く積み立てる前提での、一般的な買い方の整理です。
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